ピアスの穴あけは医療行為です!
なぜ医療機関でのピアス穴あけが重要か
医療機関以外でピアスの穴あけを行うことは、法的に許可されていないだけでなく、ピアスホールの化膿・金属アレルギー・感染症など、何かトラブルが起こった場合に、適切に対処することができません。
当院では、厚生労働省の認可を受けた、医療用具として完全滅菌されたピアスを使用しています。
また、必要に応じて抗生物質などの飲み薬、塗り薬、消毒液なども処方いたします。
きれいなホールを安定させて、お気に入りのピアスを安心してつけるためにも、ピアスの穴あけ(ピアッシング)は、信頼できる医療機関で受けることをおすすめします。
ピアスの施術部位
耳たぶ

初めてピアスの穴あけするのには一番人気の耳たぶ。
ピアスの穴あけでは痛みが感じにくい箇所でもあるので、「ピアスをどこに開けようか悩んでいる」と考えている方におすすめです。
軟骨

耳たぶに次いで、耳軟骨の施術を行う方が多いです。
軟骨ピアスは開ける位置によって細かく名称が分かれており、部位によって痛さや穴あけの難易度が異なっているのでより医療機関で開けていただくことをおすすめいたします。
当院では、麻酔付きでピアスの穴あけをすることも可能なので、心配な方はお気軽にご相談ください。
トラガス

トラガスとは、耳の手前側にある、小さな三角形のような軟骨部分のことです。 お洒落としてピアスを付ける方が多い箇所になります。
ただ、トラガスの範囲は狭く、大きさや形状に個人差があるので、開けることが難しい場合がございます。
ピアスの穴あけが可能かどうかなども無料カウンセリングにてお伺いしておりますので、お気軽にご相談ください。
へそ

夏の時期に向けて人気の高いへそピアス。
または、おへそにコンプレックスのある方がおへそを隠しながらファッションを楽しみたいという方へも人気が高いです。
個人差はありますが、ピアス穴が安定しにくい箇所でもあるので、正しい穴あけ、アフターケアが大切です。
マリアクリニックのピアスの穴あけの特徴
①衛生管理の徹底
マリアクリニックでは、厚生労働省の認可を受けた、医療用具として完全滅菌されたピアスを使用しています。
その為、初めてピアスを開ける方はもちろんのこと、安心してピアスの穴あけが行えます。
また、必要に応じて抗生物質などの飲み薬、塗り薬、消毒液なども処方いたしますので、ピアスを付けた後に不安がある方はお気軽にご相談くださいませ。
②金属アレルギーにも対応

金属アレルギーとは、汗などによって溶け出した金属の成分が体内に入り込んだ際に、身体が金属を異物として拒絶してしまう反応のことです。
肌荒れやかゆみ、熱をもつなどの症状が多く、一度金属アレルギーになると、完治することは困難とされています。
「自分は金属アレルギーではない」と思っている方も、ピアスの穴あけが原因で発症する場合があります。
穴あけをしたばかりのホールは、傷口がむき出しの状態でピアスの軸の金属に触れてしまうからです。
当院では、金属アレルギーがある方でもつけることができる「チタン」という素材のファーストピアスをご用意しておりますので、アレルギー発症のリスクも抑えることができます。
③ピアスの種類が豊富

ファーストピアスは、様々なデザインの中からお選びいただけます。ボディーピアスの場合でも、当院では最初からストーン付きのものもご用意しています。
いずれも、医療用の完全滅菌ピアスのため、ご自身でお持ち込みいただくよりも、安全にファーストピアスをつけていただけます。
その他にも、耳たぶが厚い方用のロングポストのピアスや、透明ピアスもご用意しております。
※安城院、豊田院で取り扱いピアスの種類が一部異なります事、ご了承くださいませ。
④未成年でもOK

当院では、保護者の承諾があれば、未成年の方にもピアスの穴あけを受けていただけます。
ピアス以外の施術の契約や物販の購入を無理に勧めるなどは行っておりませんので、保護者の方もご安心ください。
20歳未満の方は、保護者の方と一緒に来院いただくか、または保護者の方の署名・捺印のある同意書をお持ちいただく必要がございます。
承諾書は以下からダウンロード・印刷ができます。
⑤男性も多く来院されています!

ファーストピアスは、様々なデザインの中からお選びいただけます。ボディーピアスの場合でも、当院では最初からストーン付きのものもご用意しています。
いずれも、医療用の完全滅菌ピアスのため、ご自身でお持ち込みいただくよりも、安全にファーストピアスをつけていただけます。
その他にも、耳たぶが厚い方用のロングポストのピアスや、透明ピアスもご用意しております。
ピアス穴あけの流れ
カウンセリング
ピアスの穴あけをしたい箇所とともに、耳の状態をカウンセリングいたします。
耳たぶの厚さや形などは個人差がございますので、難しい場合などもご提案させていただきます。
デザイン・位置の決定
ピアスの穴あけが無事できると判断できた際は、鏡を見ながら一緒に位置やデザインを決めていきます。
複数穴あけを考えている方は、デザインは大切です。親身に寄り添いながら決定してまります。
消毒
穴あけ位置を清潔な状態にするため、必ず消毒をいたします。
麻酔(希望者のみ)
軟骨、トラガスの穴あけの方はご希望制で麻酔もご用意しております。
穴あけ
マーキングした部位に瞬時に穴を開けてピアスを通します。
アフターケア
装着後の状態を見て、塗り薬や飲み薬などの処方、日常生活でのケア方法などお伝えさせていただきます。
ピアス穴あけの料金
適応: ピアス穴あけ
施術内容 | 数 | 金額(税込) |
---|---|---|
ピアス | 2ヵ所まで | 5,500円 |
ピアス〔チタン/ロング/透明〕 | 2ヵ所まで | 7,700円 |
軟骨ピアス | 2ヵ所まで | 7,700円 |
軟骨ピアス〔麻酔・サーフロ使用〕 | 1ヵ所 | 11,000円 |
トラガス | 2ヵ所まで | 6,600円 |
トラガス〔麻酔・サーフロ使用) | 1ヵ所 | 11,000円 |
ヘソピアス | - | 11,000円 |
ピアスのアフターケアについて
日常生活でも穴が安定するまではケアが非常に大切です。
消毒と洗浄

1日1回は消毒をして清潔な状態に保ちましょう。
ただ、個人差により消毒によって肌荒れが起きる可能性もございますので、肌荒れしない程度な頻度で行うことが大切です。
また、耳元はシャンプーやリンスが溜まりやすい箇所でもある為、シャワーで入念に洗い流しましょう。
注意すべき行動

ピアスが取れることが不安でキャッチを押し込みすぎてしまう方がいらっしゃいます。
圧迫してピアスホールを傷つけない為にも締め付けすぎないようにすることが大切です。
また、就寝時には枕や腕で耳を圧迫しないように心がけましょう。
トラブル時の対応
万が一ピアスホールから細菌感染をしてしまった、かぶれてしまったなどトラブルが生じたら必ず医療機関へご相談ください。
当院でピアスの穴あけをした方は、ご相談も承っております。
※状況につき、別の医療機関をご提案させていただきますこと、ご了承くださいませ。
ピアスの交換

ファーストピアスを付け替える時期は一般的には6~8週とされておりますが、個人差がございます。
ピアスを付けていて痛みが起きなくなった、分泌物が出てこなくなった時がタイミングとして推奨しております。
ピアスを楽しむためにも焦らず、ピアスホールが安定してから交換しましょう。
ピアス穴あけのよくあるご質問
ピアスの穴あけに痛みはありますか?
ピアスの穴あけ時の痛みは最小限です。耳たぶの場合、保冷剤で冷やして感覚を麻痺させるため、痛みはそれほど強くありません。
医療機関での施術では、穴あけとピアス装着が瞬間的に同時に行われるため、ほとんど痛みを感じないか、感じても一瞬です。
ファーストピアスはいつまで装着しますか?
一般的には6〜8週間の装着が推奨されますが、個人差が大きいです。
ピアスホールの周りに痛みや分泌物がなくなり、薄皮ができたら外せる目安となります。早い人で10日、遅い人では半年かかる場合もあります。
ピアスの穴あけ後に注意点はありますか?
穴あけ後は以下の点に注意が必要です。
・当日は運動や飲酒を控える
・シャワーや入浴は当日から可能だが、へそピアスの場合は防水テープを貼る
・セカンドピアスへの交換時は、ゆっくりまっすぐに行い、ホールを傷つけないよう注意する
スポーツや仕事への影響はありますか?
一般的にはピアスの部位や個人の活動内容によって影響が異なります。
医療機関に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
妊娠中・授乳中でもピアスの穴あけは可能ですか?
妊娠中、妊娠の可能性がある方、および授乳中の方はピアスの穴あけを受けることができません。
安全性を考慮し、これらの期間は避けるべきとしております。
記事医師監修

安城マリアクリニック 院長
柏﨑 喜宣 (かしわざき よしのり)
- 経歴
- 1991年 名古屋大学医学部卒業
- 1991年 岡崎市民病院初期研修
- 1993年 岡崎市民病院形成外科
- 1997年 名古屋大学形成外科
- 1998年 豊橋市民病院形成外科
- 資格
- 日本形成外科学会正会員